信長の野望・大志 with パワーアップキットのことがだんだんわかってきたので、序盤攻略をまとめてみました。
無印と同じ部分と、そうでない部分があります。
無印の序盤攻略はこちら。
パワーアップキットでは内政は似ているものの、決戦や外交は結構違ってきています。
個別でコツを書いた記事もありますが、こちらは総合的に書いています。
大名選択「志」「大命」をよく見る
大名を選択する時に「志」や「大命」をよく見ましょう。
人によって得意とする志や大命が違います。
大命が追加されたことにより、大名の個性が無印のころより、パワーアップしています。
ただし、志や大命によって攻略法は若干の違いはあるものの、そこまで大きな違いはありませんので、ご安心ください。
内政
まずは収入を増やす
金銭収入を増やす
最初に増やすべきは金銭収入です。
これがないと何もできません。
- 自領内の商圏全てに進出
- 商人町を建てられるだけ建てる
この2つは重点的に行います。
逆に方策は後でかまいません。
後述しますが、方策は提案力が上がるものを優先して獲得します。
進出し終わって攻められそうなところがあったら、他家を早く攻めて領土を広げましょう。
農業
3ヶ月に1回命令できる月が来ます。
まぁ、正直劇的に兵糧収入を増やす手段はなく、地道に増やすしかないです。
そこで
- 全委任
これで問題なくやっていけています。超級でも全委任で困ったことはありません。
ただし、兵糧収入を増やす施設は優先的に建てていきましょう。
- 貯水池
- 漁村
領土の土地開発をする
城以外にも群に施設を建てて、様々な効果をもたらすことができます。
- 商人町
- 貯水池
- 漁村
これらは収入を増やすための重要な施設です。
特に序盤は収入増加を急ぎたいので優先的に建てていきましょう。
- 巡見所
- 防塁
これらは軍事施設で攻守ともに役立つ施設です。
巡見所は敵地に攻める時に、戦場の上限兵数を自軍だけ多くする優れものです。
攻め入る予定の国境地にバンバン建てていきましょう。
防塁は兵士上限数の多いところや、大軍を擁している大名家との国境にたくさん建ててます。
こちらは巡見所とは逆に兵士上限数をカットします。自軍敵軍双方とも上限が減らされます。効果は自領内だけなので、防衛用の施設ですね。
尾張とか三河は兵士上限数が80000になっていたりと多すぎるので、防塁でガリガリ上限数を削ります。
巡見所とうまく組み合わせながら使うと、大軍で攻めてきても跳ね返すことができます。
- 宿場町
- 茶屋町
これらの施設は一城につき一つ建てていきます。
宿場町がある城は流民が増えます。
占領したばかりの城は流民がほとんどいないことがあるので、宿場町がない城にはすぐに建ててしまいましょう。
茶屋町は民忠を上昇させます。
民忠が高いと、長期戦になった時でも一揆が起こりにくいだけでなく、流民も増えやすくなりました。
- 牧場
- 鍛冶場
余った土地には牧場か鍛冶場を建てていきます。
牧場は軍馬を、鍛冶場は鉄砲を得ることができます。
1つの施設がもたらす軍馬・鉄砲の量は多くないですが、たくさんの施設があって長い時間経つといつのまにか大量の物資がたまっています。軍馬や鉄砲は取引で買うと高いのですが、それらを買わずに得られることは大きいです。
施設の建設費用も買うことに比べると安いです。
使わなくなった巡見所や防塁の跡地に建てることが多いです。
天守の改修を行う
パワーアップキットは普請として天守や城施設の改修が行えるようになりました。
信長の野望・大志はコンピュータがあまり攻めてくることが少ないだけでなく、籠城戦はあまり使わないので、普請は天守の改修だけでOKです。
天守の改修を行うと部隊の能力・士気が上がるので、出陣前には天守の改修をしておきたいですね。
ちなみにそれほど改修コストがかからないので、序盤のうちに多くの城が上限まで改修できてしまいます。
外交
攻める優先順位を決めましょう
外交をする時に大事なのは、攻める大名家の優先順位を決めることです。
これを決定することで、同盟を結ぶ大名家、そうでない大名家をはっきりさせられることができます。
僕が決めているのは以下のとおり。
- 長期間同盟を結ぶ(大大名家)
- 中期間同盟を結ぶ(攻める予定の向こう側、背後にある大名家)
- 短期間同盟を結ぶ(次に攻める予定の大名家)
- 直近で攻める予定
ざっくりこんな感じで決めています。
短期間同盟以外は24ヶ月で結ぶことが多いです。
特に理由がなければ強いところから順番に同盟関係を結んでいくのが良いでしょう。
■長期間同盟を結ぶ
大大名家を敵にまわすと厄介です。
特に自分の勢力よりかなり強い場合は敵にまわすと国力差で負けることがあるので、そうならないように仲良くしておくべきでしょう。
逆に大大名家とめちゃくちゃ仲良くなって援軍を安くで借りられる関係性を作れば、戦略の幅が大きく広がります。
特殊な大命を持っている大名家もできるだけ同盟関係を維持します。
具体的には足利家(合従の御内書)本願寺家(一向一揆)などです。
これらの勢力の大命を使われるとキツイです。
特に足利義輝・足利義昭の合従の御内書は包囲網を結成されてしまうので要注意です。足利義晴時代は合従の御内書が無いので同盟関係でなくても問題ありません。
■中期間同盟を結ぶ
自分の背後から攻められたくないとか、今後攻める予定はあるけど、それはまだ先の話といった場合の大名家が対象となります。
特に攻める予定の向こう側にある大名家は、要注意です。
隣接していないから同盟まで結ばなくて良いかなと思うんですけど、隣接すると敵視されて同盟状態に持っていけない場合があります。
さらに包囲網を組まれた時は隣の隣でも包囲網に参加されてしまうので、それを防ぐためにも仲良くしておくべきです。
あと攻める予定の大名家を援軍で挟み撃ちにできることもメリットの1つです。
■短期間同盟を結ぶ
攻めている最中に横槍を入れられないようにします。
攻めている大名家の隣にいる大名家や自分の背後にある大名家が対象となります。
次に攻める予定になるので、同盟期間は半年〜12ヶ月の短い期間です。
他大名家同士の関係性を見る
攻め込む予定の大名家が弱小であっても、強い大名家と同盟関係にあった場合が問題です。宣戦布告した時に弱小大名家だけでなく、強い大名家とも戦わなくなくてはなります。
宣戦布告する前は対象の大名家の外交関係をよく見てから行いましょう。
不安な場合は宣戦布告前にセーブすると良いでしょう。
婚姻同盟を使う大名家は厳選する
婚姻同盟を結ぶと、その大名家とは同盟期間がなくなります。
別の言い方をすると攻め込めなくなります。
そのため、今後攻める予定のある場合の大名家とは婚姻同盟を結ぶのは控えておくべきでしょう。
婚姻同盟を破棄する方法
通常、同盟を破棄する場合は手切れを使いますが、周りの勢力からも信用がなくなって心証が下がったり、敵視されて交渉ができなくなったりします。
そのため、手切りをすることはあまりオススメしません。
オススメの方法はこちら。
- 婚姻同盟先の同盟勢力に宣戦布告
こうすることによって、相手側から手切れをさせることができます。
もっとも自陣営についてしまうこともあるので、確実とはいえないです。
例としては織田・浅井・朝倉の関係です。
織田&浅井は婚姻です。浅井&朝倉は同盟です。
この状態で織田→朝倉に宣戦布告すると、織田 vs 朝倉・浅井という構造になります。
これにより織田&浅井の婚姻関係は解消されてしまいます。
実際も似たようなことが起こったので、それを再現できる大名家同士の相性のようなマスクデータが存在しているのかなと考えられます。
包囲される側という立場を使って敵方の大名家同士の関係を崩す
これはある程度自分が強大な勢力になっていることが前提ですが、包囲される側になることで、他大名同士の婚姻関係を消すことができます。
例えば、この状況。
この時代は今川・武田・北条が三国同盟を結んでいます。お互い婚姻同盟関係です。
しかし、プレイヤー(北畠家)は武田家と婚姻同盟を結んでいます。
今川家とは何も結んでいません。
そこに足利家の大命「合従の御内書」で包囲網をしかれました。
今川家は包囲網に参加していますが、武田家は包囲網に参加していません。
三国同盟に亀裂が入った瞬間です。
この後は武田家の援軍を借りて今川家を背後からついてもらいました。
一番北条よりの城を落城させると今川援軍として北条軍が攻めてきます。
この時点で北畠・武田 vs 今川・北条の関係ができあがります。
ただし、注意したいのは援軍として参加した場合、敵方についている大名家とも婚姻同盟が解消されていない場合は決戦になったとたんに軍が引き上げてしまいます。
例えば今回の武田・北条のようにお互いが直接関係がないと起こりうる可能性の高い現象です。この時はお互い婚姻関係を解消して戦っていました。
決戦
決戦スキップが望ましい
軍勢同士がぶつかると「指揮なさらずとも、我らの勝ちは揺るぎません〜」という勝ち確定のメッセージが流れることがあります。
これを出すのが理想的です。
決戦スキップは
- 圧倒的兵力差でぶつかる
- 兵士上限数の地形をうまく使って兵力差をつける
の2つでできます。
■圧倒的兵力差でぶつかる
これはシンプルですね。10000の軍勢に30000の軍勢で正面からぶち当たりにいきます。
基本的に兵士の数が多いほうが戦は有利なので、ある程度の兵力差があれば決戦スキップができます。
経験上、敵の1.3〜1.5倍以上の兵力差があれば出ます。
■兵士上限数の地形をうまく使って兵力差をつける
兵士上限数が狭い地形で使えます。
こちらが少なくて、相手側が大軍勢でも兵士上限数が少なければ、勝つことができます。
特に防塁や巡見所で兵士上限数が相手側よりも多いと、例え軍勢自体の規模が小さくても戦場では圧倒的兵力差が出るので、決戦スキップで勝つことができます。
時々、大軍勢が少ない軍勢に負けているのはそういう現象が起きているからです。
よくコンピュータ北条家の部隊がやらかしているような気がします 笑。
手動決戦は敵を包囲することがコツ
決戦スキップができなかった場合は手動で決戦を行います。
決戦ではとにかく挟撃が強いです。
包囲すると挟撃となるので、包囲することを目指しましょう。
部隊の背後からの攻撃も強いです。
包囲することができれば最強と言われる超級 上杉謙信の部隊ですらあっというまに殲滅できます。
作戦は囮挑発戦法以外は不要
パワーアップキットになって作戦の効果は弱くなったので、ほとんど無作戦です。
作戦に使うポイントがもったいないので、軍施設や罠に回します。
ただ、1個だけ使いやすい作戦があります。
- 囮挑発戦法
囮挑発戦法は敵の動きをコントロールできるので、包囲したり罠にハメたりする時に使えます。
決戦の詳細は下記記事にまとめました。
戦場で渦をまくように敵を包囲する
戦場ではひと塊りか、二手にわかれてマップの端っこから渦をまくように敵を包囲する方法をよく使っています。
目標の部隊に近づいたらじわじわ渦を狭くして包囲していきます。
とにかく包囲することを意識しながら部隊を動かすと良いでしょう。
部隊が散り散りになると逆に包囲されやすくなります。
包囲されない程度の塊で動くと良いでしょう。僕は9部隊いればそのうちの3部隊はちょっと塊から離して横槍専用部隊として動かしています。
機動力の高い騎馬隊で編成するとかこみやすいです。
罠・柵・鉄砲隊コンボが強い
敵
罠
柵 挟撃部隊
鉄砲 挟撃部隊
こんな感じの位置関係にしておくと強いです。
敵はなぜか罠のある位置を知っているので、罠を避けようとしてきます。
避けた先に挟撃部隊がいるので、鉄砲隊を攻撃するためには挟撃部隊と戦うか罠にハマるしかありません。
方策で鉄砲隊の射程距離が長い場合はかなり使える戦法です。
方策
方策を実施すると様々な効果を得られます。
結構バカにならないので、たくさんの方策を獲得したいです。
- 提案力上昇
序盤におすすめしたいのは提案力上昇ができる方策を優先的にとるこです。
最初は古参か新参の提案力上昇を選ぶことができるはずですが、古参家臣に優秀な武将がたくさんいれば古参を、いなければ新参の提案力上昇で良いでしょう。
絶好調確率上昇する方策もできるだけ早めにとりたいですね。
- 災害被害を軽くする方策
災害によって減らされるステータスは結構大きいです。
それらを軽減する方策も早めにとりたいですね。
洪水・地震は特に被害が大きく、わりと頻繁に起こるので優先的にとりましょう。特に洪水は多いです。
難易度の違い
初級
- 信長の野望シリーズを初プレイする人向け
信長の野望シリーズを初プレイする人向けです。
コンピュータ側の収入や国力が少なめに設定されています。プレイヤー側は通常通り貰えるのでかなり有利な状態です。
また、コンピュータに城を攻められて落ちたとしても、連続して攻めてくることはありません。そのため城を一個落とされた場合でも、次に攻めてくるまでに対策ができる余裕があります。
ゲームの感覚をつかみたい、ゆっくりまったりプレイしたい人は初級で遊ぶと良いでしょう。
中級
- 信長の野望・大志 with パワーアップキットを初プレイする人向け
信長の野望シリーズはいくつかプレイしたことがある人は、中級がオススメです。
基本的に最初は内政で収入を増やすというのはシリーズ全体に言えることなので、その方針を守っていれば中級でサクサクプレイできるでしょう。
コンピュータより若干有利な状況ですが、好戦レベルが上がりました。
軍勢が連続して城を落としてくるようになったので、初級よりかなり強くなっています。
上級
- 信長の野望・大志 シリーズに慣れてきた人向け
コンピュータと対等な条件でプレイします。
好戦レベルが上がるので、領土拡張がはやくなったり、包囲網を積極的にしいてきます。
また、決戦時は未発見の敵部隊は予測位置のみ表示されます。フォーカスしても中級まで出てきていた武将の名前や兵士数は出てきません。
超級
- 上級で物足らなく感じた人向け
コンピューターがプレイヤーより有利な条件となります。
初級のころと立場が逆転した感じですね。
時間をかけるほど、コンピュータ勢力が大きくなっていくので、こちらも早めに勢力拡大をしていく必要があります。
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